トラウマで生涯、悩み・苦しみが続く可能性のある体験とは |
性的トラウマ |
幼児期の性的いたずら |
家庭・学校でのトラウマ |
父母からの虐待・暴言 |
災害・事故・その他 |
地震・台風・大雨など |
トラウマの完全解決方法 |
脳の機能を活用した心理療法で完全解決
心想風景連想法そして再解決法によるトラウマ解消・改善 まずカウンセラーがご相談者が体験してしまったトラウマの内容と「どのような解決・改善を望まれるか」を確認します。次に相談者自身の自己成長エネルギー・自己信頼欲求・慈愛願望欲求を元に行動変容・記憶変更・記憶解消のための心理療法でご相談者のトラウマ体験を解消・改善致します |
■トラウマとは
(現実にあった出来事がトラウマになってしまう場合)
トラウマとは過去に何か特別心を傷つけた、ショックな出来事があって、それが現在にまで影響を及ぼしているというような意味で使われています。「小学生のとき上級生にイジメ続けられた」とか「父親からひんぱんに殴られたとか」とか又は「少年時代に大地震があって家族が死んでしまった」等今も心が傷ついているために、今は話したくないというような出来事の事です。トラウマとは、心理学的では「心的外傷(心の傷)」と言われます。
(トラウマの実例)
30歳のOLの方が父と母との夫婦喧嘩で父親が母親を殴ったりけったりする姿を幼児の頃から何回も見て育ってそのことが娘さんのトラウマとなりました。その結果、男性に対する嫌悪感や否定感が抜けないで、大人になってしまい、30歳になった現在も男性とのお付き合いも結婚も出来ない状態で苦しんでいるという方がおられました。その方は父親に対する憎しみも消えないと、いっておられました。今でも時々夜、寝床に入ってから父母の喧嘩の情景が夢に出てきて、目が覚め不安感と悲しみで涙がとまらずそのまま朝を迎える事が時々あるといっておられました。
トラウマとは人間の対処能力を超えた出来事を経験して、それを経験したあとにいろいろな心身の不調が持続的にあらわれる状況を言います。
(トラウマをもたらすような出来事の特徴)
(トラウマと言える、具体的な出来事の種類)
・自然災害(地震、台風、洪水、竜巻、がけ崩れ、津波、火山噴火など)
・人為災害(航空機事故、鉄道事故、交通事故、殺人、暴行、火災など)
このような体験は通常予測不可能です。自分ではどうすることもできません。実際に生命の危険を感じることもあります。大切な人たちがたくさん亡くなることもあるし、自分が助けられなかった、あるいは、自分だけが助かってしまった、ということに強く責任を感じる事態もよく起こります。たとえば東北大震災のときに、家族と一緒に津波にあった人は、自分が家族を助けられなかったこと、あるいは、自分だけが助かってしまったことについて、今でも罪悪感を感じていると言われます。
・暴力的な犯罪被害
・誘拐や監禁の体験
襲われたり、ナイフで脅されたり、からだを傷つけられたり、といった暴力犯罪の被害や、強姦や強姦未遂などの性暴力の被害、誘拐・監禁の体験もトラウマとなります。
・児童虐待の被害
虐待は、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト(子どもの世話を放薬したり、子どもの感情を無視したりすること)、心理的虐待の四種類に分類されていますが、そのすべてがトラウマとなり得ます。
・戦争体験
米国における戦争体験とその精神的後遺症の研究が、現在のトラウマ研究の基礎が出来たといわれています。ベトナム戦争の前線で戦った兵士の約15%にPTSD(心的外傷後ストレス障害)が起こったといわれています。
・親しい人の突然の予期せぬ暴力的な死
犯罪事件で家族や恋人、親友等を殺されることや、交通事故などの事故で突然亡くすことなどもトラウマ体験となります。
当相談ルームでのトラウマ及びトラウマから生じる悩みや苦しみの改善・解決の流れ・手順 |
トラウマは自分自身が体験したり、見てしまったりして起こる場合のトラウマと、私達が母親のお腹に胎児として誕生した段階で先祖から強烈なパニック症状や妄想になってしまうようなトラウマもDNA、遺伝子の形で引き継いでしまう場合もあります。 |
専門性評価★★★★ 実践度評価★★★★ 改善度評価★★★★★ |
29歳OL 女性
分類 「トラウマ」「恋愛・異性問題」
「トラウマの影響?一生このまま、恋も、結婚も出来ないのでしょうか?」
小学1年生の時の恐怖体験(トラウマ)からいまだに抜け切れず、男性との交際も出来ず、このままの人生で終わってしまうのではという空しさ、悲しさに涙がこぼれる日々を送っていました。
小学校1年の夏休み、父と母と小学5年の兄の家族4人で千葉県の山間のキャンプ地に行きました。山間には小さな川が流れ、こども達が大勢来ていてとても賑やかだった事を覚えています。私も兄の後を追いかけ川に入ってはしゃいで入ました。父は釣竿を借りて深みのところで釣りをしていたようです。母は私達と一緒に水掛をしたりボール投げをしたりして一緒に遊んでくれました。3~4時間位したところで夕刻もせまり、薄暗くなってきたところで、借りていたバンガローに戻ることになりました。父と母がキャンプ地のお店から夕ご飯のバーべキューの道具と食事の材料を受け取りに行くからお兄ちゃんと留守番しているように言われ二人で持ってきたゲーム機を使って遊んでいました。おしっこがしたくなりお兄ちゃんに30m位離れたトイレに一緒に行って欲しいと頼んだら一緒に行ってくれました。しかし私がトイレを済まして出てきたらお兄ちゃんがいなくなっていました。回りを見回していると大学生くらいの大きなお兄さんが近寄ってきて「どうしたの?」と聞いてきたので『お兄ちゃんがいないの』と応えたら私の手を引いて「お兄ちゃんはこっちにいたよ」と言って少し離れた誰もいないバンガローにつれていかれました。本能的に恐くなりその場を離れようとしたら急に体を倒され押さえつけられました、必死に泣きわめいて抵抗したら、タオルを口に巻かれ下着を外されその後は何が起きたのか、失神してしまったようです。気が付いたとき、病院のベットに横になっていて、お母さんが私を抱きしめ「心配しないでいいよ、何もなかったんだよ」と言いながら泣いていました。お父さんは恐い顔でお兄ちゃんをにらみつけてていました。私はその時の恐怖心が少し残っていて泣いていました。その時依頼、小学高学年になっても中学生の時,高校生になっても男の子が近づくだけで寒気がし手でも触れたら泣き出すくらいの状態が続きました。思い起こすと29歳になるまで何度か男性に告白されましたが、受け入れる気持になれませんでした。そんな中今年の春、社員旅行での宿泊先で、なんとなく優しくていい人だなーと思っていた男性から以前から好きだった、是非交際して欲しいと言われ体がこわばって何にも言えませんでした。その男性は「返事はいつでもいいよ」と言ってその場を離れました。憧れの人の告白に何もいえない自分にその夜はふとんの中で涙が溢れて止まりませんでした。母に相談したらいろいろ探してくれて「あおぞら」さんの事を知り思い切って相談に行きました。カウンセラーの方に概要をお話したら、その方は「目に涙を浮かべつらかったですね」と言われ、私は「すみませーん」と言ってその場で号泣してしまいました。二人でしばらく泣いた後「私はカウンセラーの山本です。必ず貴方を苦しみから解放する為に全力を尽くします」と言われ、その真剣なまなざしと暖かさに「お願いいたします」とお答えしました。その日の面談で問題が起きた小学1年生の時の状況とその後中学、高校そして社会人になってからの状況を様々な角度から聞かれ、過去と現在の状況を冷静に把握、分析する手法の丁寧な解説に心が落ち着き聞き入っていました。「恐いことが有った事は事実で受け入れた方が良いでしょう」しかし大切な事はその後病院に連れて行かれお母さんが、お父さんや医師の方の前で「何にもなかったんだよ」とはっきり言われた事が重要です、と言われました。その後私の現在の発現気質,そして現在の本当の自分の価値観や自信度、問題解決力、対人依存度等、合わせて13項目のアセスメントチエックを受け、その分析結果は2回目のカンファレンスでということで、2回目の訪問に何かとても期待感を感じました。1週間後2回目のカンファレンスを受けました。分析の結果、「あなたの物の考え方や感じ方が原因で、本当は何もなかった事に想像をめぐらし不安と恐怖を引きずってきたのです」との説明を聞き心が晴れてくるのを感じました。そしてSAT心傷風景連想法を用いて「亡くなったお父さんや大好きだったお祖母ちゃんにも参加していただき、貴方の心の傷を全快させましょう」と言われ、目をつむりカウンセラーの方の優しい語りかけに、なくなった父そして祖母がでてきて間一髪のところでキャンプ場の警備員の方がその男性を取り押さえ警察に引き渡したことやお医者さんの診断結果、何もされていなかったことが判明した事実も聞き、心に突き刺さったままの針が抜けて消えて行くのを感じ嬉涙が止まりませんでした。おかげ様でそれから半年後社員旅行で告白してくれた男性とこの秋結婚する事になりました。「あおぞら」さんありがとうございました。